バトレボ用パ
サンダー＠ラムの実
10万ボルト/めざめるパワー(氷)/羽休め/電磁波
スイクン＠食べ残し
波乗り/凍える風/毒々/守る
バンギラス＠拘りハチマキ
ストーンエッジ/噛み砕く/けたぐり/追い打ち
メタグロス＠鋼鉄プレート
コメットパンチ/バレットパンチ/地震/大爆発
ゲンガー＠命の珠
シャドーボール/気合玉/催眠術/道連れ
・サンダー
多くの催眠ポケや、メタグロス、スイクンに強めなので入れました。
性格は穏やかで、努力値配分は特防に多く割いてメガネラティオスの流星群を耐えるようにしています。
・スイクン
図太いで素早さにある程度振ってあとは物理耐久。
ヘラクロスが怖いので守るで様子見ができるこの型にしました。
・バンギラス
電気タイプ、ラティ、カビゴン等に異常に強い。
意地っ張りでHに全振り、素早さにある程度ふってあまり攻撃。
・メタグロス
意地っ張りで特防に振ってます。
攻撃を200近く確保したほぼHA振りと迷いました。
バンギラスが出しづらい場合、相手のライコウが異常に厳しくなるのでやむをえず特防に振りました。
・ガブリアス
陽気AS振り。
ラティオスが特別苦手なわけでもないので流星群は切りました。
・ゲンガー
臆病CS振り。
ゴウカザルより早く、ヘラクロスに多少の圧力になり、道連れでガブリアスをそこそこ安全に処理できるので入れました。
実際に回すとほとんどがサンダー＋スイクン＋ガブリアスorメタグロスです。
ゲンガーのところはスカーフボーマンダとかでもいいですね。
メタグロス育成論(HGSS環境)
《想定ルール》
シングル見せ合い6→3
レベル50フラット
禁止級伝説ポケモンを除く全てのポケモンを解禁
フォルムチェンジロトムは解禁されている場合と解禁されてない場合で大きく差がありそうな時のみ書く
全てのポケモンを乱数調整を利用した理想個体と想定する
《HGSS環境でのメタグロス》
HGSS環境でも安定した活躍を見せるメタグロスはオフ会等の被りポイントでも常に上位にランクしており、バンギラスやガブリアスとともに環境の中心となっているポケモン。
Pt環境では解禁されていなかったバンギラスやラティアス、ラティオスに強いため、個人的にはさらに必須化したと考えている。
《努力値配分》 ※性格はいじっぱりとする
・HP
物理耐久は基本的にHP振りだけで足りる。
155…無振り
165…補正無しガブリアスのじしん耐え、最低このぐらいは無いと話にならない
175…補正有りボーマンダのだいもんじ耐え
181…補正有りガブリアスのじしん耐え
183…こだわりハチマキ持ちメタグロス、バンギラスのじしん耐え
184…補正無し全振りガブリアスのじしんでイバンのみ発動
187…全振り
・こうげき
170…無振りでもこだわりコメットでバンギラスが落ちる
178…メタグロスが地震でほぼ二発、プレート持ちコメット＋バレットで無振りボーマンダやヘラクロス(187-95)がほぼ落ちる
185…メタグロスを地震で確定二発で落とせる
187…11の倍数なので必要努力値が少ない
196…コメット＋バレットで耐久無振りラティオスを確定で落とせる
200…この付近まで攻撃を確保すればプレートコメット＋バレットで通常のコメット＋バレットを耐えるような調整をしているポケモンを倒せるようになる
・とくぼう
振るなら多めに振っておきたい。
110…無振り
125…こだわりメガネ持ちラティオスのなみのりや10まんボルトを二発耐える
133…HP187と合わせていのちのたま持ちボーマンダ、アグノムのだいもんじを耐える、こだわりメガネラティオスのりゅうせいぐんを二発耐える
134…HP185と合わせて上記と同じ特殊耐久になる
・すばやさ
90…無振り
93〜100前後…あまりすばやさに振っていないバンギラスやハッサムを抜けるが、確実とはいえない
114…補正無しバンギラス抜き
122…全振り
《方針》
(i)こうてつプレート(メタルコート)
〔特徴〕
耐久やすばやさに努力値を多く振った場合の決定力強化におすすめ。
同じ決定力強化アイテムのこだわりハチマキと比べると、こうてつプレートは技の撃ち分けができるのが強み。
威力に関して、こうてつプレート持ちコメットパンチ＋バレットパンチ((100+40)*1.2=168)＞こだわりハチマキ持ちコメットパンチ(100*1.5=150)である。
例えば威嚇込みでガブリアスの逆鱗を耐えるボーマンダ(H171-B115)は攻撃最大(205)のメタグロスのハチマキコメットでは低乱数でしか倒せないが、プレートコメット＋バレットで最低乱数がこない限り倒せる。
このように、こうげきを200近く確保した場合のみであるが、通常のコメット＋バレットを耐えるような調整をしているポケモンを逆に倒せるようになるのもこうてつプレートの強みである。
こうげきに多く努力値を割くことになるが、コメットパンチでバンギラス(207-130)を確定一発にすることができる。
プレートコメットパンチでバンギラスを最低乱数以外で一撃にするためには攻撃実数値が197必要。
ただし攻撃を200近くまで確保した場合は耐久面またはすばやさがかなり低くなるので注意が必要。
〔技構成〕
こうてつプレートを持たせるからにはコメットパンチとバレットパンチは必須である。
次に残り二つの技を決める。
・じしん
対メタグロス、ライコウ
メインウエポンが半減される多くの相手に通用する上、命中率も100であるため最も人気のあるサブウエポンである。
・れいとうパンチ
対ガブリアス、ボーマンダ
ボーマンダはプレートコメット＋バレットで倒せることが多いのでやや勿体無いかもしれない。
・かみなりパンチ
対ギャラドス、スイクン
かみなりパンチはHGSS環境においては特にこだわりハチマキを持っていないメタグロスに持たせる価値が大きいと考える。
技の撃ち分けができないこだわりハチマキでかみなりパンチを撃つとガブリアスを繰り出された場合のリスクが大きいからだ。
まもるを持ったスイクンや、ぜったいれいど持ちスイクンを対策したみがわり持ちギャラドスが増えると、かみなりパンチの需要は増えるが、かみなりパンチを撃ったメタグロスにガブリアスが繰り出される可能性は大いにある。
しかし、ガブリアスは無振りですらプレート持ち全振りメタグロスのコメット＋バレットを乱数で耐えてしまうのでれいとうパンチも同時に持たせるといいかもしれない。
ただしガブリアスがヤチェのみを持っていた場合は当然れいとうパンチでは倒せなくなってしまうので注意。
・だいばくはつ
無理矢理一対一交換にもっていける。
フォルムチェンジロトムありの環境では迂闊に撃ちづらくなる。
最近は守るスイクンが増えており、後々ぜったいれいどスイクンを対策したみがわりギャラドスなどが増えることが予想されるのでこの技の重要度は下がるだろう。
安易にだいばくはつを撃ってガブリアスのげきりんを受けれなくなって負けたということになりかねないので注意して使おう。
(ii)オッカのみ
〔特徴〕
ボーマンダやゴウカザル等のだいもんじを耐えたい場合のみ。
こだわりメガネ持ちボーマンダのだいもんじや、いのちのたま持ちゴウカザルの大文字はオッカのみ無しではとくぼう補正の性格でないメタグロスでは耐えることがほぼ不可能。
上記の二匹は特に受けづらいため、パーティ内でタイマンで勝てるポケモンはできるだけ多い方が良い。
〔技構成〕
(i)と同じようなかんじでよい。
(iii)シュカのみ
〔特徴〕
強化アイテムをもって通常のメタグロスを地震で倒しにくるガブリアスに対して強くなる。
他にもマンムーやラグラージにも確実に動けるようになる。
〔技構成〕
きあいのタスキを持ったガブリアスに勝つためにれいとうパンチとバレットパンチは必須。
その他は(i)と同じようなかんじでよい。
(iv)オボンのみ
〔特徴〕
主に努力値をとくぼうに振ったメタグロスに持たせる。
ライコウ等の攻撃を＋1回耐えることができるため、特殊ポケモン相手にかなり安定するようになる。
〔技構成〕
(i)から適当な技を選択して良い。
おすすめはコメット/バレット/じしん/れいとうパンチである。
(v)こだわりハチマキ
〔特徴〕
デメリットはあるものの、最も火力が高くなる。
HGSS環境で特に大きいのは攻撃にあまりふらなくてもバンギラスやラティオスが確定一発になる点である。
さらに、ガブリアスがコメット＋バレットで確定で落ちる。
しねんのずつきが最も効果的に使えるのもこだわりハチマキを持たせた場合であろう。
通常受けに出てきやすいフォルムチェンジロトムやサンダーにもかなりのダメージが入る。
だいばくはつはメタグロスすら一撃で落とすほどの威力である。
〔技構成〕
コメットパンチは必須である。
・じしん
耐久面が甘いメタグロスは一撃で落とせることもある。
・バレットパンチ
使いづらいと思うかも知れないが、HGSS環境では極めて重要。
ガブリアスに先制してダメージを与えられるポケモンは一体でも多い方が良い。
・だいばくはつ
半減されようがほぼ確実に一体落とせる火力になる。
(i)で述べたように安易に爆発するとそのまま負けにつながることもあり得るので慎重に使おう。
・しねんのずつき
前述のようにロトムやサンダーに大ダメージを与えることができる。
ただし、ダメージからこだわりハチマキ持ちだと判断されてバンギラスが出てくる
可能性もあるので注意。
・かみなりパンチ
スイクンに大ダメージを与えられるのが魅力だが、やはりスイクンの守るとガブリアスが怖い。
・おいうち
バトレボ専用。
ラティオスに繰り出していく形になるのでとくぼうに振ることが必須になる。
(vi)こだわりスカーフ
〔特徴〕
ようきすばやさ全振りで実数値200まで抜ける。
努力値をもったいぶって他に回すよりすばやさに全振りしたほうが結果的に役に立つことが多い。
ガブリアスより速くなるため、れいとうパンチが特に活かしやすい。
〔技構成〕
れいとうパンチとだいばくはつは是非入れたい。
・じしん
ライコウに先制できるのでかなり有効。
ただし、耐久に振っているライコウはようきメタグロスのじしんを耐える。
・コメットパンチ
こうげきが低くなるため重要度がかなり下がる。
とはいえタイプ一致の強力な技なので入れていて損はしない。
・アームハンマー
バンギラスを一撃にできる技がこれしかない。
・トリック
ボーマンダのりゅうのまいを狙ったりするのに有効。
・おいうち
バトレボ専用。
(vii)きれいなぬけがら
〔特徴〕
分かりやすいソーナンス対策。
Pt環境では同時にどくどくをもたせることが多かったが、HGSS環境ではきれいなぬけがら持ちメタグロスからこだわりメガネ持ちバンギラスやハチマキ持ちヘラクロス等を繰り出すこともある。
〔技構成〕
パーティにソーナンスに強いポケモンがいるならどくどくが必須というわけではない。
基本的に(i)と同じような技構成で問題ない。
(viii)イバンのみ
〔特徴〕
HPの実数値が184だと、ガブリアスの地震やこだわりハチマキ持ちメタグロスの地震、こだわりハチマキ持ちヘラクロスのメガホーン等で発動する。
さらにとくぼうに多めに振っていると、多くの特殊攻撃を2、3発耐えて発動することが多い。
が、イバンのみ＋だいばくはつをもったいぶっていると立ち回りでバレることも多いので注意が必要。
さらに、最近のガブリアスはこうげきを削ってとくこうに回しているものも多いので思うように発動しないかもしれない。
とはいえ成功さえすればほぼ確実に相手に大ダメージを与えることができるので強力なアイテムである。
〔技構成〕
イバンのみが発動したときに最も大きなリターンがとれるだいばくはつは必須。
他は意識するポケモンによって適宜選択するのが良い。
(ix)どくどくだま
〔特徴〕
どくどくだまをトリックしてソーナンスやトドゼルガを崩す型。
ソーナンスとヘラクロスが同時に選出されていたとしてもヘラクロスのこだわりハチマキを奪えるため、有利になる。
〔技構成〕
トリックは必須。
こうげきが低くなるのでコメットパンチよりはれいとうパンチやかみなりパンチを優先した方が良い。
(x)ラムのみ
〔特徴〕
さいみんじゅつ対策。
バトレボ以外ではあまり使う意味は無い。
〔技構成〕
ゲンガーに勝つためにコメット、バレットは必須。
他は(i)と同じようにして問題無い。
《サンプル》
1°スタンダード
いじっぱり＠こうてつプレート
181-187-150-×-110-114
いじっぱりガブリアスのじしん耐え
すばやさ補正無しバンギラス抜き
あまりこうげき(メタグロスがアイテム無しじしんで確定二発)
こうてつプレート以外のアイテムを持たせる場合でも基本的にこの努力値振りで問題無いと考える。
2°とくぼう振り
いじっぱり＠こだわりハチマキ
185-178-151-×-134-94
H187-D133にする場合よりもH185-D134にした方が必要努力値が少なくて済む。
攻撃をもう少し削ってすばやさに回してもいいかもしれない。
同じ努力値振りでこうてつプレートやオボンのみを持たせても運用できる。
3°こうげき重視
いじっぱり＠こうてつプレート
165-204-150-×-110-114
こうげきを200以上確保したい場合。
耐久に多く振るよりバンギラス等を抜いた方がいいと判断した。
4°最速
ようき＠こだわりスカーフ
165-178-150-×-110-134
タイマン性能に特化させたメタグロス。
守るスイクンやライコウが異常に厳しいのでカバーできるようなパーティで使う。
《パーティ構築》
メタグロスはどんなパーティにも入るポケモンなので、とりあえず6匹に入れておいても問題無い。
むしろ6匹のうち最初からメタグロスを確定にして、残り5匹を決めていくというやり方の方が構築しやすい。
《メタグロス対策》
・サンダー
れいとうパンチやこだわりハチマキ持ちのしねんのずつき以外にはかなり安定して繰り出すことができる。
はねやすめがあるため、読まれてじしんを撃たれない限り安定する。
でんじはと組み合わせると後続のポケモンにも負担を与えることができる。
・ロトム(フォルムチェンジ)
基本的にはサンダーと同じ。
こちらはだいばくはつを無効にできる。
シャドーボールや固有技があるため受けづらい。
・スイクン
かみなりパンチがこない限りかなり安定して繰り出せる。
守るや身代わりでだいばくはつをかわすこともできる。
リフレクターを張ると通常のだいばくはつすら耐えるが、リフレクターを入れる場合は攻撃面が大変貧相になる。
・ミロカロス
さいみんじゅつが命中70なら強かった。
HGSS環境ではスイクンに取って代わられた。
・ソーナンス
オボンのみを持つことによってどくどくやきれいなぬけがらが無い限り安定して潰すことが可能。
・ラグラージ
メタグロスだけでなく、ボーマンダやバンギラスに強いことも価値がある。
他にもファイヤーやトリトドン等、単体で対抗できるポケモンは多い。
どのような環境でも見かけるポケモンであるため、パーティ全体としてメタグロスに対して弱くならないように心がける必要がある。
2009’s63シングル結論パーティ
【ガブバンギと愉快な仲間たち】
ゲンガー＠命の珠
シャドーボール/気合玉/凍える風/道連れ
ソーナンス＠オボンの実
カウンター/ミラーコート/アンコール/道連れ
スイクン＠カゴの実
波乗り/冷凍ビーム/どくどく/眠る
バンギラス＠こだわりスカーフ
悪の波動/大文字/冷凍ビーム/雷
メタグロス＠こだわりハチマキ
コメットパンチ/思念の頭突き/地震/バレットパンチ
・ゲンガー
臆病CS
格闘対策。
ガブリアスに先制して道連れできたり、メタグロスをシャドーボール二発で落とせるのが魅力です。
凍える風＋気合玉でニヤニヤしながら出てきたスカーフバンギラスを落とすことができます。
・ソーナンス
図太い
主にガブリアス等と相討ちしてもらいます。
・スイクン
図太い
主にメタグロスやマンムーに出していきます。
・バンギラス
臆病
普通の特殊バンギです。
・メタグロス
意地っ張り
相手のバンギラスに高確率で勝てるようにこだわりハチマキを持たせ、素早さを実数値114まで上げています。
同族対決にも有利になることが多いです。
■構築ロジック
最初に
ソーナンス
バンギラス
メタグロス
ガブリアス
の4匹を固定して構築していきました。
相手のバンギラス、ガブリアスに対抗しつつ格闘をメタるにはゲンガーは最適だったと思います。
ボーマンダはガブリアスより遅く、マンムー等に異常に弱いので採用は見送りました。
ラティオスはバンギラス、タスキガブリアス、メタグロス全てに勝てないので採用を見送りました。
最後はメタグロスやゴウカザルに対抗できるポケモンを入れます。
最初はサンダーを入れていましたが、マンムーやドサイドン等の地面タイプが異常に厳しかったのでスイクンの採用を決めました。
スイクンの決定力を確保するためにハイドロポンプを採用するのも考えましたが、理想個体スイクンを持ってない(というかHGSSを持ってない)ため、ハイドロポンプを持たせても威力が微妙なので(とくこうにほとんど振れてない)、今回は安定感重視で普通のスイクンにしました。
